OUR BUSINESS
当社には自社工場内にテーピング工程があります。月間数億個の部品をテーピングする工程の中で自社で成形したエンボスキャリアテープを使用することが出来るのです。テーピングに必要とされる品質と課題を共有し、使う側に立ってより使い易いエンボスキャリアテープを提供することが可能です。
当社はプレス成形を採用しています。プレス成形機は成形スピードが速く、大量生産に適した成形機となっています。
当社の最速タクトは0.7秒を切るエンボスキャリアテープがあります。当社は生産能力を求める為に極限までタクトを速くしています。タクトを速くすることにより成形状態に影響を及ぼす可能性がありますが、当社独自のノウハウで課題をクリアし実現してきました。
33台のプレス成形機を保有しています。大量生産が必要な場合は2列成形を採用し安定した供給が可能です。
ベース金型に入れ子部品を組み付ける入子金型方式を採用しています。入れ子金型にすることによって金型部品がコンパクトになり、金型製作費用を大幅に削減することが可能です。
ユーザー様である電子部品メーカーから、ポケットの縦・横寸法は同じで深さ違いのエンボステープが欲しいというご要望を頂くケースが多々あります。類似品に使用したい、部品の設計変更をしたい、テーピングの挿入率改善の為にもう少し浅くしたい等さまざまな相談案件がありました。
当社はプレス成形方式と入子金型方式を採用しているので容易に0.01mm～1.00mmの深さ違いのエンボステープを成形することが可能な為、１から金型を製作する必要もなく、コスト面でも大きなメリットが出せます。（浅くする調整のみ）
01
金型設計は自社で行っています。独自の設計ノウハウを構築しており、改善点があれば直ぐに設計までフィードバックを行います。
02
当社ではプレス成形では困難とされる、ポケット間峡ピッチmin0.5mmという業界最高レベルでの安定成形を実現しています。
ポケット寸法精度は±0.04mmの実績があり、工程能力も十分に確保した成形が可能です。また、成形後のポケットの寸法測定方法として、樹脂測定を採用している為、より高い精度での測定が可能です。（樹脂にてポケットの型を取り投影機でその樹脂を測定します。）
03
当社の成形機では、幅がmax32mm、ポケット深さがmax10mmまで成形可能です。
05
混載便を利用して出荷をしますので、北海道から九州全国何処へでも的確な納期で納品が可能です。
06
以前はレコードリールが主流でしたが、作業効率の面で現在はほとんどの電子部品メーカーがスパイラルリールを採用しています。しかしながら現在でもテーピング機の仕様によるものや、実装メーカーの指定などにより一部レコードリールを採用している電子部品メーカーもあります。当社でもスパラルリールへの切替えの提案を積極的に行ってきた結果、ほぼスパイラルリールに切替えとなりました。また、作業効率の面で当社と顧客どちらにもメリットがある原反の長尺化にも力を入れ、最長で1600mの原反を扱っています。
寸法変更による金型改造、再製作
ポケット寸法の微調整が必要になった時は、既存金型の改造で済むように提案を致します。また、ポケット形状の変更も両社で協議しながら進めていきます。
オープンツールの活用
オープンツールも多数保有しているので、ご希望のサイズがあればマッチングする金型をすぐにお調べします。
巻き数の変更
出来るだけ効率良く、また材料ロスを少なくテーピングする為にご希望の巻き数を設定することが出来ます。また価格メリットを出す為に当社から巻き数変更を提案します。
品名表示の変更
梱包箱の品名ロットラベルの記載内容に追加の希望があればユーザー毎に変更可能です。また、リール毎にロット番号をバーコード表示したラベルを貼りつけるといった要望にも対応可能です。
既存品を海外に輸出したい
海外輸出用にする為に、段ボールリールと段ボールの梱包箱を使用した1way仕様に変更することが可能です。輸出される港の倉庫までの納品に対応します。
